いろいろなトレッキングポール(ステッキ)の使い方と選び方
トレッキングポール(ステッキ)を使うようになってからいろいろ勉強したんですが、「選び方と使い方」の情報が千差万別でどれが正しいのかよくわからない。
そもそもポールを使うのはスキー選手のオフのトレーニングからはじまったそうです。トレーニングですからその選手がトレーニングになればいい訳でどう使うかは選手の自由。
つまりこう使わないと駄目というルールもないし、時代によってポールの考え方も変わるものだと思います。
ウォーキングポールやノルディックウォーキングポールを山で使うのも自由だしトレッキングポール、トレランポールを街で使うのも自由だと考えるようになりました。
そんなトレッキングポール(ステッキ)の使い方と選び方をまとめてみました。
2本足より4本足のほうが安定するのは当たり前なんですが、人がトレッキングポール(ステッキ)を使っても4足歩行はできません。でも2本のトレッキングポールを使うことでバランスがとりやすくなる。不安定な場所、沢などを渡るときにトレッキングポール(ステッキ)は心強い味方になります。
僕は今この使い方が一番多い。トレーニングで近場の山に行くときはあえて使わないようにしますが、どうしても辛くなってからはトレッキングポール(ステッキ)の力を借りてしまいます。特に登りでは脚10割が腕3割、脚7割くらいになるので圧倒的に楽。
下りでの膝への負担の軽減で痛くなる前の予防としても使えます、膝を傷めてしまってからでもトレッキングポール(ステッキ)があるとないでは大違い。
トレッキングポール(ステッキ)を松葉杖代わりや、負傷者をおんぶするときにトレッキングポール(ステッキ)を使うのを見ました。それから家族登山ではトレッキングポール(ステッキ)を必ず持って行きます。
トレッキングポールを使うと言っても使い方は人によって異なります。大きく分けると「健康の為の体力維持に使う」「登山やトレッキングで使う」「トレランで使う」の3つ。
「健康の為の体力維持に使う」 → ポールウォーキング、ノルディックウォーキング
「登山やトレッキングで使う(推進力)」 → ノルディックウォーキング
「登山やトレッキングで使う(バランス)」 → 登山でのトレッキングポール
「トレランで使う」 → トレランポール
トレッキングポールの使い方、4つのタイプの動画を紹介します。
<ポールウォーキングの歩き方~メタボ・ロコモを予防改善(1)>
<ポールウォーキングの歩き方~メタボ・ロコモを予防改善(2)>
<ノルディックウォーキングとノルディックランニング>
<Dolomites Vertical Kilometer>
<トレッキングポールを使った平地での上手な歩き方>
<トレッキングポールの上手な使い方(斜面の登り方)>
<トレッキングポールの使い方(斜面の下り方)>
<小川壮太さんによるトレランポールの使い方1 基礎編、ウォーキング>
<小川壮太さんによるトレランポールの使い方2 ポールを使った坂の下り方>
<小川壮太さんによるトレランポールの使い方3 坂の登り方>
<小川壮太さんによるトレランポールの使い方4 急な斜面を下る>
動画を見てもらえばわかるんですが外国では登山やトレラン、アドベンチャーレースでノルディックウォーキング用のポールを使っている人が沢山います。要は自分の目的に合った使い方が出来るポールなら、自由に選んで使えばいいんだと思います。
形状による分類です、携帯性や重量、強度なども重要ですね。
※画像は全てのタイプのポールを取り扱っているシナノさんからお借りしました。
グリップは短め、先ゴムの形状が特徴です。
グリップは短め、先ゴムの形状が特徴です。推進力が出るようにウォーキング用のポールよりも長めのサイズで使います。
上りや下りで持つ位置を替えられるようにロンググリップが便利、短く収納できるのも登山/トレッキング用のポールの特徴。
とにかく軽さが特徴、固定も軽い紐を使うものが多い。
<その他のポール>
各メーカーからI型・T型の両グリップを備えたハイブリッド・ポールが出てきました、T型グリップは体重をかけやすいので杖のように使えます。僕のような年配者には本当はこのモデルが一番使えるのかもしれない。
ウォーキング用のポールは健康ウォーキングに特化しているので他の目的で使うのは難しい、健康ウォーキング専用と考えたほうがいいと思います。
ノルディックウォーキング用のポールは一番他の目的に流用が出来るポールかもしれません。先ゴムも斜めにつく、真っ直ぐつく、どちらにも対応できるよう工夫されたものが多い。ただ、ノルディックウォーキング用のポールは収納時の長さが長く携帯性が悪い物が多いので収納性を考慮すると現在は選択枝がレキ(REKI)くらいになってします。
登山/トレッキング用のポールも他の目的に流用出来ます、ポイントは先ゴム。ウォーキング用の先ゴム、ノルディックウォーキング用の先ゴムに交換すればウォーキング用のポール、ノルディックウォーキング用のポールとして使えます。先ゴムには内径によって種類があります、サイズが違うとすぐ取れたりするのでサイズは注意です。
トレラン/ウルトラレース用のポールも他の目的に流用出来ます、登山/トレッキング用のポールと同じで先ゴムを交換します。トレラン/ウルトラレース用のポールは軽量化のため強度が低いものが多く、ノルディックウォーキング用の先ゴムのように重い先ゴムを付けるとちょっとバランスが悪くなります。でもやっぱりトレラン/ウルトラレース用のポールはその目的で使ったほうがいい。
そもそもポールを使うのはスキー選手のオフのトレーニングからはじまったそうです。トレーニングですからその選手がトレーニングになればいい訳でどう使うかは選手の自由。
つまりこう使わないと駄目というルールもないし、時代によってポールの考え方も変わるものだと思います。
ウォーキングポールやノルディックウォーキングポールを山で使うのも自由だしトレッキングポール、トレランポールを街で使うのも自由だと考えるようになりました。
そんなトレッキングポール(ステッキ)の使い方と選び方をまとめてみました。
トレッキングポール(ステッキ)を使う目的
バランスを取る
2本足より4本足のほうが安定するのは当たり前なんですが、人がトレッキングポール(ステッキ)を使っても4足歩行はできません。でも2本のトレッキングポールを使うことでバランスがとりやすくなる。不安定な場所、沢などを渡るときにトレッキングポール(ステッキ)は心強い味方になります。
推進力の補助として使う
僕は今この使い方が一番多い。トレーニングで近場の山に行くときはあえて使わないようにしますが、どうしても辛くなってからはトレッキングポール(ステッキ)の力を借りてしまいます。特に登りでは脚10割が腕3割、脚7割くらいになるので圧倒的に楽。
ケガなどの緊急用
下りでの膝への負担の軽減で痛くなる前の予防としても使えます、膝を傷めてしまってからでもトレッキングポール(ステッキ)があるとないでは大違い。
トレッキングポール(ステッキ)を松葉杖代わりや、負傷者をおんぶするときにトレッキングポール(ステッキ)を使うのを見ました。それから家族登山ではトレッキングポール(ステッキ)を必ず持って行きます。
トレッキングポール(ステッキ)の使い方
トレッキングポールを使うと言っても使い方は人によって異なります。大きく分けると「健康の為の体力維持に使う」「登山やトレッキングで使う」「トレランで使う」の3つ。
「健康の為の体力維持に使う」 → ポールウォーキング、ノルディックウォーキング
「登山やトレッキングで使う(推進力)」 → ノルディックウォーキング
「登山やトレッキングで使う(バランス)」 → 登山でのトレッキングポール
「トレランで使う」 → トレランポール
トレッキングポールの使い方、4つのタイプの動画を紹介します。
健康の為のポールウォーキングの動画
<ポールウォーキングの歩き方~メタボ・ロコモを予防改善(1)>
<ポールウォーキングの歩き方~メタボ・ロコモを予防改善(2)>
ノルディックウォーキングの動画
<ノルディックウォーキングとノルディックランニング>
<Dolomites Vertical Kilometer>
登山でのトレッキングポールの動画
<トレッキングポールを使った平地での上手な歩き方>
<トレッキングポールの上手な使い方(斜面の登り方)>
<トレッキングポールの使い方(斜面の下り方)>
トレランポールの動画
<小川壮太さんによるトレランポールの使い方1 基礎編、ウォーキング>
<小川壮太さんによるトレランポールの使い方2 ポールを使った坂の下り方>
<小川壮太さんによるトレランポールの使い方3 坂の登り方>
<小川壮太さんによるトレランポールの使い方4 急な斜面を下る>
トレッキングポール(ステッキ)の種類
動画を見てもらえばわかるんですが外国では登山やトレラン、アドベンチャーレースでノルディックウォーキング用のポールを使っている人が沢山います。要は自分の目的に合った使い方が出来るポールなら、自由に選んで使えばいいんだと思います。
形状による分類です、携帯性や重量、強度なども重要ですね。
※画像は全てのタイプのポールを取り扱っているシナノさんからお借りしました。
ウォーキング用のポール
グリップは短め、先ゴムの形状が特徴です。
ノルディックウォーキング用のポール
グリップは短め、先ゴムの形状が特徴です。推進力が出るようにウォーキング用のポールよりも長めのサイズで使います。
登山/トレッキング用のポール
上りや下りで持つ位置を替えられるようにロンググリップが便利、短く収納できるのも登山/トレッキング用のポールの特徴。
トレラン/ウルトラレース用のポール
とにかく軽さが特徴、固定も軽い紐を使うものが多い。
<その他のポール>
各メーカーからI型・T型の両グリップを備えたハイブリッド・ポールが出てきました、T型グリップは体重をかけやすいので杖のように使えます。僕のような年配者には本当はこのモデルが一番使えるのかもしれない。
トレッキングポール(ステッキ)選ぶ注意点
ウォーキング用のポールは健康ウォーキングに特化しているので他の目的で使うのは難しい、健康ウォーキング専用と考えたほうがいいと思います。
ノルディックウォーキング用のポールは一番他の目的に流用が出来るポールかもしれません。先ゴムも斜めにつく、真っ直ぐつく、どちらにも対応できるよう工夫されたものが多い。ただ、ノルディックウォーキング用のポールは収納時の長さが長く携帯性が悪い物が多いので収納性を考慮すると現在は選択枝がレキ(REKI)くらいになってします。
登山/トレッキング用のポールも他の目的に流用出来ます、ポイントは先ゴム。ウォーキング用の先ゴム、ノルディックウォーキング用の先ゴムに交換すればウォーキング用のポール、ノルディックウォーキング用のポールとして使えます。先ゴムには内径によって種類があります、サイズが違うとすぐ取れたりするのでサイズは注意です。
トレラン/ウルトラレース用のポールも他の目的に流用出来ます、登山/トレッキング用のポールと同じで先ゴムを交換します。トレラン/ウルトラレース用のポールは軽量化のため強度が低いものが多く、ノルディックウォーキング用の先ゴムのように重い先ゴムを付けるとちょっとバランスが悪くなります。でもやっぱりトレラン/ウルトラレース用のポールはその目的で使ったほうがいい。
トレッキングポール(ステッキ)の先ゴムいろいろ
2017/09/26
登山、トレッキングで便利なトレッキングポール、バランス補助、下りでの膝への負担軽減、いろいろとトレッキングポールは役に立ちます。写真は僕の手持ちのトレッキングポールです。左から旧モデルでセールなのでアウトレットで買ったモンベル、旧モデルセールで買ったブラックダイヤモンド、セールで売っていたコロ…
2017/04/02
家の用事が終わった午後3時、ちょっと寒かったのでウエアーと雨具をリュックにつめてノルディックウォーキングの練習に出掛けました。ノルディックウォーキング3個目の記事ですが笑っちゃうくらいアクセスがありません、でもめげずに書いてます。トレッキングポールを改造して実際に外で歩くのは2回目。まだ、ぜ…
2017/03/30
ノルディックウォーキングやノルディックトレイルウォーキング、ノルディックランニングをやってみたいと前回の記事で書いてからポールをいろいろ探したんですが、続けるかどうかわからないので、手持ちのトレッキングポール、ブラックダイヤモンド・ディスタンスFLを少し改造してノルディックウォーキングをやってみるこ…
2017/03/22
お彼岸の3連休、2日目にお墓参りの後、茨城の海に行って来ました。生前父と最後にドライブで出掛けた場所へ家族みんなで。(犬も一緒)<犬と私>3連休最終日はやらなければいけない仕事があって仕事、でも世間は休みなので昼休みを少し長めにとって10kmジョギングへ!祭日なので走ってる人がたくさんいて楽…