インナーのダウンジャケットは「素肌の上に直接着ると暖かい」、最近いろいろと話題になってます。先日見たテレビ番組「極上！三ツ星キャンプ」雪山トレッキング編でも田中ケンさんが水野裕子さんに「この頃インナーにダウンジャケットを素肌に直接着るらしいですよ」という話をしていました。

自分は雪山登山をしないのですが、行動着としてダウンジャケットは大丈夫なのでしょうか？「通気性が悪い（表生地）」、「湿気に弱い」、雪山では汗をかかないように行動するらしいんですが体から出る湿気は大丈夫？

寝具としての羽毛布団は毛布の上ではなく下という人も多くなってきました。羽毛布団の場合はほぼ必ずカバーもします、寝ていてそう動く人もいないと思う、発汗は一度に大量ということは無いでしょう。ダウンは呼吸する繊維、すぐれた保温性、通気性、などがダウンの謳い文句になっていますがどこが限界なんでしょう。



自宅や仕事場などの室内ではTシャツの上にダウンジャケットというスタイルが好きです、でも外出でこのスタイルはやりません。ランニングやトレッキングでも行動着としてはダウンジャケットではなくファイントラック（finetrack） のポリゴン ジャケットを愛用してます。

ポリゴン ジャケットをインナーに着るようになってからはフリースを着ることがほとんど無くなりました、それほどポリゴン ジャケットが気に入っています。





動かない場合はダウンジャケットをインナーに着ると暖かいというのは間違いないと思いますが、行動着ではどうなんでしょう？テレビ番組で聞いた雪山登山でもダウンジャケットは「素肌に直接」・・・雪山登山の検証には全くなりませんが、試しにインナーにダウンジャケットを着て走ってみることにしました。

さすがに下に何も着ないで走るのは気が引けたのでインナーには「ドライレイヤー」を着用。ダウンはスーパーで買った5000円くらいのダウンジャケットです。



突然の雪で寒い環境でしたが1時間ほどジョギング、階段の上り下りをしてみました。結果は・・・・・・・汗でグチョグチョ！室内用の安いダウンで試してよかった。






やっぱり汗をかく行動着にダウンジャケットは無理、素肌に直接はさらに無理、鳥にはなれませんでした。

ケンさんが言っていたダウンは表生地が特殊でダウンは撥水加工された高級なものなのかもしれません、また、違った着用方法なのかもしれません。

もっと低気温、低運動量の状況でも使用を言っているのかもしれません。



第15回　日本一標高の高い野天風呂・雪山トレッキング/水野裕子



ダウンジャケットを着て走る・・・ほぼ予想通りの結果でした、今日着たスーパーマーケットダウンは少し乾かしたけど「煎餅」みたいになってしまった。

寝袋（シュラフ）でも言えることだと思いますが「インナーを使う」、「カバーを使う」、「重ねて使う」、「下着で寝る」、「ダウンを着て寝る」、、、使い方は個人個人で違う。

人それぞれ寒さの感じ方や発汗量、みんな違う。自分が快適に感じる使い方が一番いいということですね。