テントのべたつきを修理する④<テントベトツキ修復液>
シームテープの除去とパーツの取り外しが終わったので、いよいよ「テントベトツキ修復液」での作業を開始しました。「テントベトツキ修復液」を使うのはマーモットのシングルウォールテントとダブルウォールテント。ダブルウォールテントはフライシート、シングルウォールテントは前室の部分が購入後3年で加水分解でベトベトになってしまいました。

▼テントベトツキ修復液を、「霧吹き」「スポンジ」などを利用してフライシートの裏側に原液のまま塗り込んでいきました。除き窓の部分は少し剥がれかかっているだけの状態だったのでアイロンで修復してから作業に臨みました。


ところが「テントベトツキ修復液」を塗って乾燥させたさせたら、のぞき窓が以前より悪い状態に・・・再度アイロンをあててシリコンシームシーラーで補強。

■乾燥後の状態・・・ベトツキは元の状態よりは少し良くなった程度、劇的な変化はなかった。
▼ボロボロになったシームテープや窓などのパーツを外し、テントベトツキ修復液を、「霧吹き」「スポンジ」などを利用してフライシートの裏側に原液のまま塗り込んでいきました。


■乾燥後の状態・・・こちらは元の状態が酷かったのでベトツキはかなり軽減された、でも、この状態で使用するのは少し厳しい。
今回べたつきを修理したテント、手持ちの少しべたつきがあるテント、何種類かのテントで試したんですがテントベタツキ修復液での作業は、シリコンスプレーやコロニルナノプロでの作業後と手触りに大差がなかった。
ただ、「劇的に治った」、「サラサラになった」等、たくさんのいいレビューがあるので今回のテント生地には合わなかった、施工方法が甘かったなどの原因があったのかもしれません。
「テントベトツキ修復液」は「加水分解で失ったものを再度塗布」とありますので「シリコンスプレー」や「コロニルナノプロ」のような膜を作ってベトベトを軽減するという方法とは別次元なのかもしれませんが、手や床に「テントベトツキ修復液」が付くとかなり滑るようになるので「加水分解で失ったもの?」以外にシリコン系の溶剤が含まれているように感じた。
「テントベトツキ修復液」はスプレー等に比べ塗りやすい、今回は霧吹きスプレーとスポンジを使ったんですがシームテームのカスも一緒にに除去できて楽でした。匂いもないので室内で作業しても全く問題ありませんでした。(室内で使っていいのかは知りませんので自己責任で・・・)
今回「テントベトツキ修復液」の施工だけではちょっとベトツキ軽減が不安なので + 「コロニルナノプロ」を考えています、「テントベトツキ修復液」が「加水分解で失ったものを再度塗布」ということであれば、その上にシリコン膜などを作っても問題ないような気がするので・・・
また、水で薄められるということなのでダブルウォールテントのフライシートは「テントベトツキ修復液」を少し薄めて一晩漬けておいてみようかな~なんてことも考えています。巷で噂のポロンT(POLON-T)も試してみたいな~
もう少し「テントのべたつきを修理する」の悪戦苦闘は続きそうです。

2018/08/16
フライシートのべたつきを修理をする前の難関、シームテープ剥がし。手がベトベトになるのが嫌なので前回「無水エタノール」なるものを導入しましたが全く無意味でした。もう手がベトベトになるのを覚悟してシームテープを剥がしました。シームテープには厚いタイプと薄いタイプがあり、オートキャンプ用のテント…
ベタつきが出始めたシングルウォールテントの前室部分
▼テントベトツキ修復液を、「霧吹き」「スポンジ」などを利用してフライシートの裏側に原液のまま塗り込んでいきました。除き窓の部分は少し剥がれかかっているだけの状態だったのでアイロンで修復してから作業に臨みました。


ところが「テントベトツキ修復液」を塗って乾燥させたさせたら、のぞき窓が以前より悪い状態に・・・再度アイロンをあててシリコンシームシーラーで補強。

■乾燥後の状態・・・ベトツキは元の状態よりは少し良くなった程度、劇的な変化はなかった。
程度最悪のダブルウォールテントのフライシート
▼ボロボロになったシームテープや窓などのパーツを外し、テントベトツキ修復液を、「霧吹き」「スポンジ」などを利用してフライシートの裏側に原液のまま塗り込んでいきました。


■乾燥後の状態・・・こちらは元の状態が酷かったのでベトツキはかなり軽減された、でも、この状態で使用するのは少し厳しい。
結果と今後
今回べたつきを修理したテント、手持ちの少しべたつきがあるテント、何種類かのテントで試したんですがテントベタツキ修復液での作業は、シリコンスプレーやコロニルナノプロでの作業後と手触りに大差がなかった。
ただ、「劇的に治った」、「サラサラになった」等、たくさんのいいレビューがあるので今回のテント生地には合わなかった、施工方法が甘かったなどの原因があったのかもしれません。
「テントベトツキ修復液」は「加水分解で失ったものを再度塗布」とありますので「シリコンスプレー」や「コロニルナノプロ」のような膜を作ってベトベトを軽減するという方法とは別次元なのかもしれませんが、手や床に「テントベトツキ修復液」が付くとかなり滑るようになるので「加水分解で失ったもの?」以外にシリコン系の溶剤が含まれているように感じた。
「テントベトツキ修復液」はスプレー等に比べ塗りやすい、今回は霧吹きスプレーとスポンジを使ったんですがシームテームのカスも一緒にに除去できて楽でした。匂いもないので室内で作業しても全く問題ありませんでした。(室内で使っていいのかは知りませんので自己責任で・・・)
今回「テントベトツキ修復液」の施工だけではちょっとベトツキ軽減が不安なので + 「コロニルナノプロ」を考えています、「テントベトツキ修復液」が「加水分解で失ったものを再度塗布」ということであれば、その上にシリコン膜などを作っても問題ないような気がするので・・・
また、水で薄められるということなのでダブルウォールテントのフライシートは「テントベトツキ修復液」を少し薄めて一晩漬けておいてみようかな~なんてことも考えています。巷で噂のポロンT(POLON-T)も試してみたいな~
もう少し「テントのべたつきを修理する」の悪戦苦闘は続きそうです。
2018/05/14
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2018/08/16
フライシートのべたつきを修理をする前の難関、シームテープ剥がし。手がベトベトになるのが嫌なので前回「無水エタノール」なるものを導入しましたが全く無意味でした。もう手がベトベトになるのを覚悟してシームテープを剥がしました。シームテープには厚いタイプと薄いタイプがあり、オートキャンプ用のテント…