シームテープやシームシーリングが無くなる日<ローカスギア Khafra CTF3-B / カフラ・CTF3-B>
ローカスギア(Locus Gear)のKhafra CTF3-B / カフラ・CTF3-B。強靭で超軽量の繊維キューベンファイバーを使ったピラミッド型モノポール・シェルターなんですが今回気になったのが生地ではなくて縫い目。


<画像 Locus Gear>
通常のテントやタープには必ず生地と生地の繋がり部分に縫い目が存在し、この縫い目から水が浸入します。
現在販売されているテントやタープはほぼ縫い目には内側からシームテープが貼られ、縫い目からの水の浸入が防止されています。昔はシームテープの貼られたテントは珍しかったので、ほとんどの場合テントやタープを買うと自分で縫い目を目止め剤でシームシーリングしなければなりませんでした。
その後シームテープがほとんどのテントで採用されるようになり、シームシーリング作業は無くなりかけたんですが最近シルナイロンなどシームテープが使えないテントやタープの登場で、目止め剤でシームシーリングされている方も多いと思います。
ところが今回のローカスギア(Locus Gear)Khafra CTF3-B / カフラ・CTF3-Bには縫い目がありません。
目止めから解放されるのは嬉しいんですが問題はボンディング(接着)の耐久性、これは何年か先にならないとわからないですね。
透明な窓がついたテントがよくありますが、この部分は今でも接着がおおい。手持ちのテントにもいくつかありますが、「剥がられたらやだな」とテント収納時、保管には気になる部分です。
シームテープは貼り直し、目止め剤は塗り直しができますがテントのボンディング(接着)が剝がれたらシロートではお手上げです。
これからこのボンディング(接着)がテントやタープの主流になるんでしょうか、それともキューベンファイバーだけに限られるのでしょうか・・・。
■おまけ<シルナイロンのシーリング作業にとても参考になる動画>


<画像 Locus Gear>
通常のテントやタープには必ず生地と生地の繋がり部分に縫い目が存在し、この縫い目から水が浸入します。
現在販売されているテントやタープはほぼ縫い目には内側からシームテープが貼られ、縫い目からの水の浸入が防止されています。昔はシームテープの貼られたテントは珍しかったので、ほとんどの場合テントやタープを買うと自分で縫い目を目止め剤でシームシーリングしなければなりませんでした。
その後シームテープがほとんどのテントで採用されるようになり、シームシーリング作業は無くなりかけたんですが最近シルナイロンなどシームテープが使えないテントやタープの登場で、目止め剤でシームシーリングされている方も多いと思います。
ところが今回のローカスギア(Locus Gear)Khafra CTF3-B / カフラ・CTF3-Bには縫い目がありません。
Khafra CTF3-B / カフラ・CTF3-Bの品名にある、「B」はボンディングを表します。
キューベンファイバー(ダイニーマ®・コンポジット・ファブリック、CTF3)は元々、ハイエンドな軍需技術を応用し、世界で最も過酷で権威のあるヨットレースの一つであるアメリカズ・カップに出場するようなヨットのセイルの開発過程で生み出されました。
LOCUS GEARでは、これらのヨットのセールを製作する過程で蓄積されたボンディング・テクニックをメーカーの技術者から直接指導を受けた後、独自のテクニックを追加することにより生み出されたボンディング技術を使用して制作しています。
このボンディング技術により、ジッパーの周囲以外には縫い目の無いシェルターを制作出来るようになりました。唯一縫い目があるジッパーの周囲も縫製後に同様のボンディング技術により補強されています。
これにより、従来必要であったシームシール加工を施す必要がなくなりました。
目止めから解放されるのは嬉しいんですが問題はボンディング(接着)の耐久性、これは何年か先にならないとわからないですね。
透明な窓がついたテントがよくありますが、この部分は今でも接着がおおい。手持ちのテントにもいくつかありますが、「剥がられたらやだな」とテント収納時、保管には気になる部分です。
シームテープは貼り直し、目止め剤は塗り直しができますがテントのボンディング(接着)が剝がれたらシロートではお手上げです。
これからこのボンディング(接着)がテントやタープの主流になるんでしょうか、それともキューベンファイバーだけに限られるのでしょうか・・・。
■おまけ<シルナイロンのシーリング作業にとても参考になる動画>
2016/09/14
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