ヒルバーグ(HILLEBERG)のテントは何故高いのか
自分が「ヒルバーグ(HILLEBERG)」のテントに疎いのは「ノルディスク(Nordisk)」の記事で書きましたが、「ヒルバーグ(HILLEBERG)」のテントは人気です。たくさんのブログにも登場してきます。
何故「ヒルバーグ(HILLEBERG)」のテントが人気があるのでしょうか、また、何故「ヒルバーグ(HILLEBERG)」のテントは高いのでしょうか?自分なりに調べてみました。(今更ですが)
この記事は「ヒルバーグ(HILLEBERG)」のベテランさんではなく、僕みたいな「ヒルバーグ(HILLEBERG)」初心者さんの参考になればと書きました。

<画像 HILLEBERG(JP)>
「ヒルバーグ(HILLEBERG)」のテントは設営が簡単そうですし、雨での設営、撤収も考えられていて、とても気になっていました。でも金額が高いので購入の選択肢にはありませんでした。
ところが今回ちょっと調べてみて少し「ぐらっ」ときてしまいました。
■ヒルバーグ(HILLEBERG)のテントは何故高いのか
ポールはDACフェザーライトNSLポール、これは他メーカーのテントでも多く採用されているので、たぶん高い理由にはならない。
1番の理由は素材のようです。(縫製もいいのかもしれないけど)
Kerion1800・・・一般テント素材の5~6倍強度18kg
Kerlon1200・・・一般テント素材の4倍の強度12kg
シルナイロンの1種なんでしょうね。

<画像 HILLEBERG(JP)>
HILLEBERGには上位モデルから
BLACK LABEL
↓
RED LABEL
↓
YELLOW LABEL
とあるらしい。
カタログを見ると引裂き強度は
BLACK LABEL 18kg
↓
RED LABEL 12kg
↓
YELLOW LABEL 10kg
また、アウター、インナーの生地は
BLACK LABEL 40デニールリップストップナイロン
↓
RED LABEL 30デニールリップストップナイロン
↓
YELLOW LABEL 20デニールリップストップナイロン
フロアー生地も
BLACK LABEL 100デニールナイロン
↓
RED LABEL 70デニールナイロン
↓
YELLOW LABEL 50デニールナイロン
とシリーズにより異なる。
アウターテント処理は全てのシリーズ両面100%シリコン加工(合計3レイヤー)。インナーテント処理は全てのシリーズ耐久性撥水加工(DWR)。
前の記事の話で申し訳ありませんが「古くなったテントは加水分解との戦い」です。「ヒルバーグ(HILLEBERG)」であればテントの保管ストレスから解消されるかもしれません。
言い換えれば普通に保管して、長~く使えるテントだってことになります。
ただ、フロアー処理はポリウレタン3層コート処理なので加水分解があるのかもしれない。

タープには、UL(ウルトラライト)シリーズと XP(エクスペディション)シリーズがあります。
タープ生地がUL(ウルトラライト)シリーズはkerlon1200、XP(エクスペディション)はkerlonSP。
kerlon1200は30デニールリップストップナイロン、kerlonSPは75デニールポリエステル。
Kerlon SPのほうが重量があるけど引裂き強度、張力に優れるので軽さより丈夫さをとるならXP(エクスペディション)シリーズ。
※UL(ウルトラライト)シリーズはグリーン、レッド、サンドの3色展開ですが、XP(エクスペディション)シリーズはグリーンのみ。
「ヒルバーグ(HILLEBERG)」はアウターとインナーが一体構造でシングルウォールの設営の簡単さ、ダブルウォールの快適さを兼ね備えた、とても魅力あるテントです。
いい季節のオートキャンプだけなら必要のないテントかもしれないけど、季節や天候を選ばずキャンプしたり、趣味(登山、カヌーなど)がメインのキャンパーにはそそられるメーカーなんでしょうね、わかるような気がします。
自分の場合、冬に対応できるテントがいくつかあり、まだ現役なのですぐにという訳ではありませんが、買い替えのときは第1候補のメーカーです。(今、先に欲しいのはオールインワンテント)
それとヒルバーグ(HILLEBERG)には生地以外のこだわりがあります。ホームページに記載がありましたので引用しておきます。
最後にヒルバーグ(HILLEBERG)を検討されている方におすすめの動画です。エキスパートの方がヒルバーグ(HILLEBERG)テントについて話しています。ちょっお次元が違う話ですが、ヒルバーグ(HILLEBERG)だけでなく、テント選びにとても参考になると思います。
何故「ヒルバーグ(HILLEBERG)」のテントが人気があるのでしょうか、また、何故「ヒルバーグ(HILLEBERG)」のテントは高いのでしょうか?自分なりに調べてみました。(今更ですが)
この記事は「ヒルバーグ(HILLEBERG)」のベテランさんではなく、僕みたいな「ヒルバーグ(HILLEBERG)」初心者さんの参考になればと書きました。

<画像 HILLEBERG(JP)>
「ヒルバーグ(HILLEBERG)」のテントは設営が簡単そうですし、雨での設営、撤収も考えられていて、とても気になっていました。でも金額が高いので購入の選択肢にはありませんでした。
ところが今回ちょっと調べてみて少し「ぐらっ」ときてしまいました。
■ヒルバーグ(HILLEBERG)のテントは何故高いのか
ポールはDACフェザーライトNSLポール、これは他メーカーのテントでも多く採用されているので、たぶん高い理由にはならない。
1番の理由は素材のようです。(縫製もいいのかもしれないけど)
<Kerlon1200/1800/SP 素材について>
Kerlon1200/1800/SPはリップストップナイロンにシリコンを含有させた素材で経年劣化がほとんど無く、防水で軽量かつ引裂き強度に優れている現在考えられる最高のテント素材です。
<HILLEBERG公式サイト>
Kerion1800・・・一般テント素材の5~6倍強度18kg
Kerlon1200・・・一般テント素材の4倍の強度12kg
シルナイロンの1種なんでしょうね。

<画像 HILLEBERG(JP)>
HILLEBERGには上位モデルから
BLACK LABEL
↓
RED LABEL
↓
YELLOW LABEL
とあるらしい。
カタログを見ると引裂き強度は
BLACK LABEL 18kg
↓
RED LABEL 12kg
↓
YELLOW LABEL 10kg
また、アウター、インナーの生地は
BLACK LABEL 40デニールリップストップナイロン
↓
RED LABEL 30デニールリップストップナイロン
↓
YELLOW LABEL 20デニールリップストップナイロン
フロアー生地も
BLACK LABEL 100デニールナイロン
↓
RED LABEL 70デニールナイロン
↓
YELLOW LABEL 50デニールナイロン
とシリーズにより異なる。
アウターテント処理は全てのシリーズ両面100%シリコン加工(合計3レイヤー)。インナーテント処理は全てのシリーズ耐久性撥水加工(DWR)。
前の記事の話で申し訳ありませんが「古くなったテントは加水分解との戦い」です。「ヒルバーグ(HILLEBERG)」であればテントの保管ストレスから解消されるかもしれません。
言い換えれば普通に保管して、長~く使えるテントだってことになります。
ただ、フロアー処理はポリウレタン3層コート処理なので加水分解があるのかもしれない。

タープには、UL(ウルトラライト)シリーズと XP(エクスペディション)シリーズがあります。
タープ生地がUL(ウルトラライト)シリーズはkerlon1200、XP(エクスペディション)はkerlonSP。
kerlon1200は30デニールリップストップナイロン、kerlonSPは75デニールポリエステル。
Kerlon SPのほうが重量があるけど引裂き強度、張力に優れるので軽さより丈夫さをとるならXP(エクスペディション)シリーズ。
※UL(ウルトラライト)シリーズはグリーン、レッド、サンドの3色展開ですが、XP(エクスペディション)シリーズはグリーンのみ。
「ヒルバーグ(HILLEBERG)」はアウターとインナーが一体構造でシングルウォールの設営の簡単さ、ダブルウォールの快適さを兼ね備えた、とても魅力あるテントです。
いい季節のオートキャンプだけなら必要のないテントかもしれないけど、季節や天候を選ばずキャンプしたり、趣味(登山、カヌーなど)がメインのキャンパーにはそそられるメーカーなんでしょうね、わかるような気がします。
自分の場合、冬に対応できるテントがいくつかあり、まだ現役なのですぐにという訳ではありませんが、買い替えのときは第1候補のメーカーです。(今、先に欲しいのはオールインワンテント)
それとヒルバーグ(HILLEBERG)には生地以外のこだわりがあります。ホームページに記載がありましたので引用しておきます。
<品質へのこだわり>
ポール
もちろんテントに使われる生地は頑丈でなくてはいけません。しかしそれを正確に支える物(=ポール)も重要になってきます。言い換えると高性能なテントの土台になる骨組みも比例して耐久性に優れた物を使用することで最大限の機能を引き出すのです。この様な理由によりHillebergではDACポールを使用しています。なぜなら、DACも私たちの生地へのこだわりと同じような最高のパフォーマンスを提供しているからです。そうした理由によりほとんどのHillebergテントにはDACフェザーライトNSLポールを採用しました。DAC NSLポールの大きな特徴はポールの接続部分の太さとポール自体の太さがほとんど同じなので強度も他の基本的なポールよりも勝り、しかも軽いのです。
全てのモデルに使用されているポールの長さと直径は綿密な計算よりはじき出されています。1基、1基のテントにはそれに最適なサイズと形のポールが用意されています。出荷前に全てのフィッティングテストを行い、その都度曲げの作業を行っています。私たちのウルトラライトテントには9mmのポールが使われています。なぜならケルロン1200生地と同じように軽量でいて確かな強度を持っているからです。そして過酷な天候下での使用を考えたケルロン1800を使用しているテントには10.25mmポール(Hillebergでは便宜上10mmと記載しています)を使用しています。Hillebergドーム型や一部モデルの中には違う長さのポールが付いておりますがポール先端部を色分けすることにより、間違うことなくポールを的確に決められたスリーブへ通すことができます。そして一つに繋がったスリーブや短いスリーブの吊り下げ式、もしくはこの両方が備わったテントでもポールは簡単かつ安心して扱える位置に設計されています。
細部
些細なことが大きな影響をもたらします。 ジッパー、ガイライン、ペグや張り調整においても、生地やポールと同様にこだわりを持っています。
Hillebergテントには一番頑丈で信頼性の置けるYKKのジッパーが使われています。ガイラインにしても独自に開発したロープを使用しています。このガイラインにはスペクトラファイバーとナイロンが織り交ぜられており、とても軽量で強度も高く、水をほとんど吸収せず伸縮性もほとんどありません。
ペグに関しても、そのモデルに適したペグが付属されています。ウルトラライトシリーズテントには軽量で強度の高いアルミニウムペグが、そしてケルロン1800を使用しているテントには頑丈でいて軽いペグが付属されています。
Hillebergでは張り調整に関してもしっかりと考えています。ガイラインに付いているシンプルで頑丈なポリマー素材のラインランナーは極寒地でも割れる事が無く、濡れたり、凍っているコードもしっかりとホールドします。しかも簡単に調節ができるよう設計されています。これは同様にポリマー素材の吊り下げクリップやポール調整カップ、ポールテンショナーとペグテンショナーに使われている金属製ラダーロックにも言えます。このバックル部に金属が使用されている理由はやはりその部分が最大限に頑丈でなければいけないからです。そして調節可能ペグループは水や冷気の影響を受けず、厚いミトングローブをつけていても簡単に調節できるようになっています。
<HILLEBERG公式サイト>
最後にヒルバーグ(HILLEBERG)を検討されている方におすすめの動画です。エキスパートの方がヒルバーグ(HILLEBERG)テントについて話しています。ちょっお次元が違う話ですが、ヒルバーグ(HILLEBERG)だけでなく、テント選びにとても参考になると思います。
2016/05/09
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