ファミリーキャンプで酷使していたテント「モス・アンコール (MOSS ENCORE)」。釣りで使っていたいくつかのモステントは4人で使うには狭くファミリーキャンプに向かない、そこで家族でのキャンプ用に買ったのがモスの中では大型だった「モス・アンコール (MOSS ENCORE)」。
このテントが最後に買ったモスのテント、そして最後まで手元に残ったモスのテントとなりました。
このテントはうちのファミリーキャンプの歴史みたいなものなのでとても愛着があります。
最近キャンプ熱が復活したので、「また使おう!」と引っ張り出したのですが、さすがに古いのでいきなりキャンプ場に持って行くのは不安。そこで少しずつメンテンナンスを頑張った訳なんですが案の定いろいろと問題が発覚。
しかし、コツコツメンテンナンスをやってやっとキャンプ場に持っていける状態にまで復活しました!
今年のGWは10連休ではなかったのですが中途半端になっていた自宅のリフォームや、いろいろアウトドアでやりたかった事は一応達成、その中の一つがモス・アンコール (MOSS ENCORE)の復活でした。復活までの道のりを簡単に振り返ってみます。
■公園での試し張り
テントクリーニングコムでクリーニング+撥水加工+UV加工
まずメンテンスで最初にやったのがテントのクリーニング、「テントをクリーニング店に出せるなんて!」、本当に便利な時代になりましたね。
2015/07/23
スリーシーズンのファミリーキャンプ用のテントをテントクリーニング.comへ出しました。(昔の写真です)Moss Encore(モス アンコール)、バーガンディからレッドに変更後のカムデン後期モデル。個人的にはバーガンディのカムデン前期より赤トリムのカムデン後期が好きでした。(あくまでも個人的ですよ)◼…
フライシートの目止め処理
テントのクリーニングでテントは綺麗になったのですが目止め処理した部分がほとんど駄目になりました。
■目止め剤を買って再施工。
テントやタープのシーリング・目止め・目止め処理<シームシーラー/シームグリップ>■目止め剤の塗り方
ポールのショックコード交換
フライシートの目止めが終わって試し張りに来てわかったショックコードの伸び、悪戦苦闘のショックコード交換の始まりです。
2019/03/22
以前にテントクリーニングに出したモス(MOSS)テント、シーリングもやり直したので久しぶりに張ってみようかと思ったらポールのショックコードがベロベロに伸びてしまっていました。ついにイーストンポール(EastonPole)のショックコード交換をやらなければならない事態に。通常の山岳用テントのポールは85mm前後が…
2019/04/17
テントのショックコード交換、少しやる気になったので作業再開。ところが問題が発覚、3mmの太さのゴムを買ったんですが標準でついていたコードと比べると細かった。計ってみると純正で付いていたのは太さ3.5mm、交換用に購入した3mmではちょっと非力でした。テントのショックコードの太さの目安はだいたいこんな感じで…
2019/04/25
イーストンポール(EastonPole)のショックコードの交換でしたがゴムの買い間違いもあり、1ヶ月越しの長期作業となってしまいました。上から3mm、3.5mm、4mm。再注文で届いた4mmのショックコードは太くびっくりしましたが組んでみたら12.5mmのポールにはベストマッチでした。テントのショックコード交換…
■テントのショックコード交換<イーストンポール実践編>
試し張りで最終点検
■天井のフライシート修理部分はテントクリーニングでも剥がれなかった。
■カムデンモデルは入り口が2ジッパーなんですがジッパー類は特に問題はありませんでした。
■これでいつでも使えます。ヽ(´ー`)ノ
私見ですがモステントの凄いところ
たぶんモステントを使った人が一番最初に気づく部分だとは思うけど、「モステントは少々の風ではバタつかない」。
直線と曲線の絶妙なバランスが風を受け流してくれる。モステント以上に風でバタバタしないテントはたぶん無い、少なくてもモステントが発売されていた時代には。
その頃使っていたザ・ノースフェイスのVE25やシェラデザインのストレッチプレリュードも風でバタバタしないテントでした、でもそれなりにポール数は多かった。テントのデザインで風を流すというより骨組みで頑張るという仕様です。
最小のポール数と曲線デザインでこれだけ風を流す設計は「モステント凄い!」と本当に思う。
そしてモスのタープと言えばパラウイング、このタープも凄かったと思う、各メーカーからパラウイング風のタープがこぞって発売されましたが強風でのバタつき感は全く違った。
後にタトンカ3TCを買いましたが張った瞬間目指しているものが違うと感じました、3TCは使い易さを重視したタープ!
※モスのパラウイングはそのデザインの為に快適性は低く雨天時は雨をしのげるスペースはとても狭い、心地良い日陰スペースを作ってくれるタープ、、、そんな感じだと思う。
個人的にテント選びで重視するのは悪天候での強さと風でバタつかないテント・・・。
2019/04/12
マウンテンハードウェアのテントがNEWカラーになりました、そんなちょっと派手になったマウンテンハードウェアのテントを見ていたら、SLINGFIN(スリングフィン)のテントも色を確認したくなりSLINGFIN(スリングフィン)サイトに行ってみました。そこでとても面白い記事を発見したので紹介します。記事はクリエイティブ・…
2016/04/23
モス(MOSS)の19フィートパラウイング(Parawing)ブルー。ショップにはタン(ベージュ)、レッド、ブルーのMOSS 19f Parawing(モス パラウィング)があったのですが3色のなかでブルーがとても気に入り買いました。(25年以上前の話ですけど・・・)テントはThe North Face(ザ・ノースフェイス)のVE-25でフライシ…