急に廃車になったアルファード、次の車選びが始まりました。購入する車を主に運転するのは妻と娘、探す車のカテゴリーは「小型車」です。
各メーカーからいろんな車が出ている訳なんですが、ここで最初に決めなくてはいけないのはエンジン、そうエンジンなのです!
ここのところ2台続けてエンジンが駄目になり車を買い替えています、今の車はボディーは丈夫なので駄目になるのはエンジンや足回り。
今回アルファードは直そうと思えばセルモーターの交換で治った、でも廃車にしたのは足回りに不安があったから。特に高速コーナーで突然何かが作動して急減速する現象は怖かった。車やさんやディーラーに車検やリコールのときにこのことは相談はしたけど原因不明、「そのうち追突されて死ぬな」と思った。
また、このアルファードは風に弱かった、高速道路の横風にとても弱い、この車の前に乗っていたアルファードはもう少し安定していたような気がする。
この足回りの不安がアルファードを手放した一番の理由かもしれない。選ぶ車は外観よりもエンジン、足回り重視です。
私がメインに乗るわけではないんですが、家族で出かけるときは私が運転するので車選びの候補は提案します。
エンジンの選択枝は「ハイブリッド」か「ダウンサイジングターボ」の2択。(あくまでも私の場合)
日本にハイブリッド車を広めた立役車プリウス
(画像はウィキペディア(Wikipedia)からお借りしました)
将来は、ほぼ間違いなく100%モーター駆動の電気自動車の時代になると思いますが、今はまだ選べる車種が少ないので電気自動車はパス。
ディーゼルという選択肢もあるんですが、これも選べる車種が少なくなるのでパス、そうなると残るパワーユニットは時代背景から「ハイブリッド」か「ダウンサイジングターボ」となる訳です。
ハイブリッド車って何だ!?
いまさらどうこう説明はいらないですね。
燃費を良くするハイブリッドとパワーを補助するハイブリッドがあるけど、一般的には「ハイブリッド車」はほぼ燃費を良くする車という解釈でいいと思う、特に小型車は。
ガソリンエンジンの最大の弱点は停止状態、アイドリングでもガソリンが消費します、低速時も効率が悪い。ハイブリッドはそこが強い!
ダウンサイジングターボ車って何だ!?
はじめて「ダウンサイジングターボ」という言葉を聞いたとき「ダウンサイジングターボ?新しいターボの技術?」、調べてしまいました。
ターボエンジンとは過給機付きエンジン、通常のエンジンは自然吸気。自然吸気とはピストンが下がるときの負圧で空気をエンジンに送り込む、過給機付きエンジンは空気を強制的に押し込みます。
その作動に排気を利用するのがターボで機械的にやるのはスーパーチャージャー。
ターボは排気を利用するのでエコでシンプル、スーパーチャージャーはメカ的に複雑。
しかし排気を利用するターボには大きな欠点があります、それはある程度排気が強くならないと作動しないということ、これが「ターボラグ」。スーパーチャージャーにはこの「ターボラグ」がありません。
昔のターボはある一定のエンジン回転数から急にターボが効く俗に言う「ドッカンターボ」。
市販車にターボが搭載され始めた時代、自分の購入した車にターボ車が後から追加になり、悔しくて後付けターボを自宅の車庫で取り付けた。圧縮比の高いエンジンに大きなタービンを付けるという暴挙なので、正に「ドッカン」、これに乗るとメーカー装着のターボ車は「ドッカンターボ」と言われていたがとてもスムーズに感じた、いろいろなテストを繰り返してターボを装着してきているのでやっぱり純正はバランスが良かった。
でもある時点で
豹変するエンジンは少し快感だった、VブーストのとVMAX1200と同じです。
その後メーカーはもっとターボエンジンがスムーズになるように「セラミックターボ」、「ツインターボ」などを登場させてきました。私は「ダウンサイジングターボ」もこのようなメカ向上の一種だと思ったのですが、
ぜんぜん違いました!
「ダウンサイジングターボ」は例を挙げた方がわかりやすいので例を挙げます。
本来2000ccのエンジンが搭載されるべきスペックの車に、燃費を向上させるために1500ccのエンジンを載せる。当然非力になるのでターボを付けてパワー不足を補う。これが「
ダウンサイジングターボ」だったのです。
機械的なことではなくイメージの世界です、自動車税の税区も下がるのでエコ、全てはエコのため、新技術かと思ったのに、な~んだと思ってしまいました。
素朴な疑問
ここで疑問が生まれてしまいました、それはある車種のラインナップに1500ccの「ダウンサイジングターボ車」があったとします。その車は本来2000ccのエンジンが必要なはずです。
その車のラインナップのハイブリッド車はノンターボであればエンジン走行時は2000ccないといけません。それなのにハイブリッド車が1500ccならエンジン走行時は相当非力な車?となってしまいます。
今回ホンダ車が候補なのでホンダ車で調べてみました。
ステップワゴン・・・・・【ハイブリッド車】2.0L DOHC i-VTEC+i-MMD 【ガソリン車】1.5L DOHC VTEC TURBO
※絶妙なラインナップ
シャトル・・・・・【ハイブリッド車】1.5L i-VTEC+i-DCD 【ガソリン車】1.5L i-VTEC
※ハイブリッド車がたぶんメイン
フィット・・・・・【ハイブリッド車】1.5L i-VTEC+i-DCD 【ガソリン車】1.3L i-VTEC
※ハイブリッド車がたぶんメイン
フリード・・・・・【ハイブリッド車】1.5L i-VTEC+i-DCD 【ガソリン車】1.5L i-VTEC
※ハイブリッド車がたぶんメイン
ヴェゼル・・・・・【ハイブリッド車】1.5L i-VTEC+i-DCD 【ガソリン車】1.5L i-VTEC
※ハイブリッド車がたぶんメイン
ジェイド・・・・・【ハイブリッド車】1.5L i-VTEC+i-DCD 【ガソリン車】1.5L VTEC TURBO
※ハイブリッド車が非力なのかガソリン車がスポーツモデルなのか?
調べてみると「ダウンサイジングターボ車」は上記では「ステップワゴン」と「ジェイド」だけでした。ステップワゴンの「ダウンサイジングターボ車」1.5L DOHC VTEC TURBOに対しハイブリッドは2.0L DOHC i-VTEC+i-MMD、これはどちらを選ぶかとっても迷いますね。
ジェイドは「ダウンサイジングターボ車」1.5L DOHC VTEC TURBOが後から追加されたことを考えると、シャトルやフィットのガソリンモデルと考え方が違う、ジェイドの場合ハイブリッドに対しダウンサイジングターボ車はスポーツモデルの位置付けなのだと思う。
ハイブリッド車とダウンサイジングターボ車の違いを妻と娘に説明する
いよいよハイブリッド車とダウンサイジングターボ車の違いを妻と娘に説明します。お気づきの方も多いかと思いますが、実は私は「ハイブリッド車」ではなく「ダウンサイジングターボ車」が欲しいんです。
妻はハイブリッド信者です、ダウンサイジングターボ車の良さを伝えなければなりません。
ドライブならハイブリッド車よりもダウンサイジングターボ、ハイブリッド車は通勤や買い物に毎日車を使う人向き、、、、とまずは少し強引に説明。
Q ハイブリッド車とダウンサイジングターボ車はどこが違うの?
A ハイブリッド車は燃費重視、ダウンサイジングターボ車は走り重視。
(少し強引・・・。)
Q ハイブリッド車はパワーが無いの?
A ハイブリッド車は燃費重視なのでパワーを期待しては駄目。そもそもパワーがある大排気量車にハイブリッド車は向いてる。
(かなり強引・・・。)
Q ダウンサイジングターボ車は燃費が悪いんでしょ?
A そもそも小排気量なので燃費はいいよ、もっと燃費を良くしたければアイドリングストップやエコモードを使えばいい。
(正しいと思う・・・。)
Q ハイブリッド車は減税になるんでしょ?
A 減税が関係してくるのは新車だけ。
(我が家は家のリフォームをやったばかりでお金がありませんので中古車です。)
Q ハイブリッド車は環境に優しいんでしょ?
A 環境に優しいのは電気自動車、ハイブリッド車は燃費がいいから財布に優しい。でもそれは10年以上乗り続けてやっと元が取れるくらいだよ。
(購入価格、走行距離で何とも言えませんが計算して説明すると墓穴を掘る可能性があるので軽く流しました。)
以上は私が「ダウンサイジングターボ車」が欲しいが為使ったQ&Aです、もし「ハイブリッド車」が欲しい場合は内容が大きく異なります。
ハイブリッドじゃなくてもいいかな~、という雰囲気が妻に少し出てきた。