「コードバン」って何の革?どこの革?・・・ずーーーと勘違いしてました!

シッポナ

2020年09月10日 11:19

コードバンは馬の革・・・確かに馬の革だったんですが自分が思ってたものとは全然違ってました。

いつも財布をオーダーしているお店で少し詳しく教えてもらいました。

牛の革は牛革、ワニの革はクロコダイル、そういう概念でいくと馬の革は「コードバン」ではないそうです、馬の革は「ホースハイド」だそうです。

ちなみに他の外皮は「牛皮(Hide skin)」「豚皮(Pig skin)」「山羊皮(Goat skin)」「羊皮(Sheep skin)」「鹿皮(Deer skin)」・・・

じゃあ「コードバン」って何???

コードバン(cordovan)は、農耕用馬の臀部から採れる皮革。主に革靴や鞄、財布などに使用され、昨今では小物用素材としても普及している。臀部以外の比較的柔らかい部分は靴の内革に多く使用される。

引用 ウィキペディア(Wikipedia)


「コードバン」は馬のお尻の部分から取るらしいんですがポイントは表皮では無く「内部」から。

皮の裏側から少しずつ削っていくと「コードバン層」と呼ばれる繊維質が姿を現し、この「内側の部分」のみを使った革が「コードバン」。

正直イメージはまったく湧きませんが・・・

そのため「コードバン」って丸いんです、そして一頭の馬から二つしか取れません。また、「コードバン」は食肉用として少数生産されている農耕馬からしか取れないそうです。

サラブレットにもコードバン層はあるんですが薄くて使い物にならないらしいです。





これがお店に置いてあったコードバン。





「コードバン」は皮の裏側からなので最初に見つけたのはタンナーの職人ではなく精肉工場の従業員が偶然見つけたらしいです。

そんな貴重な「コードバン」、【革のダイヤモンド】、【革の王様】と言われる理由がわかりました。

そしてコードバンと言えば「アメリカのホーウィン社」と「日本の新喜皮革社」、両方見せてもらったんですが同じコードバンなのに全然違う!

革の世界は奥が深い・・・

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